TOP記事コンテンツ投資家カテゴリから探すエンジェル投資家エンジェル投資家とのマッチング方法!探し方とコツを紹介

2020.03.02

エンジェル投資家とのマッチング方法!探し方とコツを紹介

ベンチャー企業など、創業間もない企業が最初に直面する課題が資金面だと言われています。信用力がなくリスクが大きいため、金融機関からの融資がスムーズに行かない場合が多いためです。

ベンチャー企業が資金調達を行う場合、政府が行う支援策の活用やベンチャーキャピタルからの出資を受けるケースが一般的でしょう。

しかし、他にもベンチャー企業が資金調達する方法があります。それが、エンジェル投資家です。この記事ではエンジェル投資家の仕組みや役割、エンジェル投資家との出会い方に加え、エンジェル投資家から出資を受けるための方法やコツについて紹介します。

エンジェル投資家の仕組みや役割

エンジェル投資家とは創業間もない企業に対して出資する個人投資家のことを言います。出資額は個人によって異なりますが、一個人あたりおおよそ100~1000万円出資します。

エンジェル投資家は出資を受ける側にとってたくさんのメリットがあるため、創業間もない企業にとって重要な資金調達源としての役割があります。

まずメリットとして挙げられるのは、エンジェル投資家から出資を受けた資金については返済の義務が無いことです。さらに、ベンチャーキャピタルからの出資のような審査基準が無いことも挙げられます。そのため、自社が行っている事業についてどのようにしてエンジェル投資家に共感してもらえるのか、どうすれば出資してもらえるのかを考える必要があります。

エンジェル投資家は、なぜ投資をするのか

エンジェル投資家がなぜ投資をするのかについてはそれぞれの投資家によって理由は異なりますが、共通する理由がいくつかあります。この記事ではその理由について3つ紹介します。

まず1つ目は大きなリターンを得るためです。創業間もない企業の株価はとても低いですが、事業に成功すると株価は大きく上昇し、大金を得ることができます。このような理由で投資を行っているエンジェル投資家はたくさんいます。

2つ目の理由は起業家を応援したいためです。エンジェル投資家として活動している人の中には、多くの元起業家や元経営者がいます。このような人たちは、自身の経験から「起業家や経営者が、資金調達を少しでも簡単に行えるようにしたい」と強く感じるそうです。このように純粋な利益追求を超えた理由で投資を行う人もいます。

3つ目の理由は業界に名を残したいからです。エンジェル投資家として活動している人のほとんどは元起業家や元経営者なのですが、その全員が名を残すほど有名であるとは限りません。そのため、人生の最後に有名になりそうな企業に出資してその業界に名を残したいと考えているエンジェル投資家もいるようです。

エンジェル投資家とのマッチング

次はエンジェル投資家とのマッチングについて解説します。

エンジェル投資家からの出資は返済義務がない、審査基準がないなどのメリットがあるのですが、実際にエンジェル投資家と出会わないと出資してもらうことはできません。どのようにしてエンジェル投資家とマッチングするかも併せて見ていきましょう。 

直接コンタクトをとる

1つ目の方法はエンジェル投資家と直接コンタクトを取る方法です。エンジェル投資家として活動を行っている元起業家や元経営者に対してメールやツイッターなどで連絡し、自社で行っている事業についてアピールをします。しかし、そのエンジェル投資家と面識がないでと反応してもらえる可能性は当然低くなります。

そこでオススメなのが、人脈を使ってコンタクトを取る方法です。お知り合いの中にエンジェル投資家と繋がっている方がいれば、まずはその人に事業のアピールをしましょう。人づてに連絡が来れば、投資家も「その人の紹介であれば」と考え、出資に至る可能性も高まるでしょう。

セミナー等のイベントに参加

2つ目の方法はセミナーなどのイベントに参加することです。起業家に関連するイベントには出資してもらえる可能性が高いエンジェル投資家がたくさん参加しています。顔や名前を覚えてもらい、さらに自社が行っている事業についてもアピールできるように努力をしましょう。

特に自社の事業計画や将来性を端的に伝えて評価してもらうピッチコンテストには、有名なエンジェル投資家が審査員として参加しています。そのため、自社の事業についてアピールする良い機会になります。

マッチングサイトの活用

3つ目の方法はマッチングサイトの活用です。マッチングサイトとはエンジェル投資家と出資してもらいたいと考えている起業家・経営者とをインターネットを通じて結び付けるサイトのことです。手軽に出資先を見つけることができたり、自社が行っている事業をアピールすることができるため、利用する人は増加しています。

なお、マッチングサイトへの投資家募集の掲載には金融商品取引法における発行開示規制に該当するリスクがあります。つまり、募集人数が一定数を超えると規制対応が必要になり、その対応をしないと行政法違反になる場合があります。マッチングサイトによってはそこまで管理されていないサイトがあるため、マッチングサイトを利用する際には金融商品取引法などの出資について勉強しておく必要があります。

エンジェル投資家とのマッチングサイトの比較

次は起業家・経営者とエンジェル投資家をつなげるマッチングサイトについてご紹介します。現在、エンジェル投資家から出資を受けることができるマッチングサイトはたくさんあります。その中からこの記事ではFounder 、ANGEL PORT 、Batonz Venturesの3 つのマッチングサイトについてご紹介します。

Founder

1 つ目はFounderです。日本最大級の起業家・エンジェル投資家マッチングサイトで、サイト上で自己PRや事業計画などを登録し、それを見たエンジェル投資家からメッセージを受け取って資金調達できる仕組みとなっています。

最大の特徴は、誰でも気軽に事業計画を投稿できる点です。その事業計画に対してエンジェル投資家からメッセージがもらえるため、仮に出資が受けられなくても事業計画を見直したり、事業自体のヒントを得られたりする機会になります。

Founderのユーザーは20~30代と起業家としての経験はまだ浅く比較的に若い人の利用率が高く、このことも特徴の1つであると言えます。

Founderに登録し、事業計画を投稿するだけであれば無料です。そのあとのエンジェル投資家とのやり取りをするためのメールの送信・返信には有料会員の登録が必要です。

ANGEL PORT

2 つ目はANGEL PORTです。最大の特徴はエンジェル投資家のポートフォリオやインタビュー記事を公開していることです。起業家はそれらを閲覧して起業家としての知識や経験を手に入れ、そこからエンジェル投資家とコンタクトをとることができます。また、エンジェル投資家の理念や考え方、履歴などが確認できるため、良い関係を築けそうなエンジェル投資家とコンタクトを取り、出資してもらえる確率を高めることができます。Facebookのアカウントを持っていれば、簡単にANGEL PORTに登録することができます。

Batonz Ventures

最後にご紹介するのはベンチャー企業のM&Aに特化した、弊社のBatonz Venturesです。エンジェル投資家よりも積極的に投資を行う企業が主な出資者候補となりますが、M&Aによって安定的なエクイティ調達ができるようになり、事業シナジーによって更なる成長も見込めます。

経営者側が買い手の情報を閲覧できるため、より考え方の合う相手に絞ってマッチングすることができます。経営者側から買い手を逆指名(商談打診)することも可能です。

また、事業開発を得意とするコンサルタントがマッチングコーディネーターとして支援してくれるので、事業の未来を見据えたM&Aができます。 

マッチングのコツ

先ほどまではインターネット上で利用できるマッチングサイトについて紹介しましたが、登録するだけではエンジェル投資家から出資を受けることはできません。ここからはマッチングし、エンジェル投資家から出資を受けるためのコツについて紹介します。

起業アイディアを積極的に話す

まずは、起業アイディアについて積極的に周りに話すようにしましょう。起業家と話すことでアドバイスをもらうことができ、より明確な事業計画を構築することができます。また、積極的に話すことで自身の熱意が相手に伝わり、周りの人たちが協力的になり、つながりを作ることができます。1回のプレゼンですぐに出資につながらなくても、何度も人前で話すことでアイデアの良さが自分の中でも整理できたり、アドバイスを吸収してより良いアイデアにすることが出来ます。

ビジネスプランを真剣に考える

2つ目はビジネスプランを真剣に考えることです。エンジェル投資家から出資を受けるためには、「①自社で何をしたいのか、どのようにしたいのか明確なビジョンと事業計画を持つこと」、「②そのビジョンを相手に伝えること」が必要です。

 

①については自分の中、もしくは自社内で考え、ビジョンと事業計画を構築します。必要に応じてそのビジョンが明確なのか、革新的なのかをほかの起業家や経営の専門家に相談してみましょう。②についてはビジョンや事業計画を伝えるためのプレゼンテーション能力、文章力が必要です。この能力がないといくら魅力的な事業計画を考えていたとしても、それを伝えることができず、エンジェル投資家から出資を受けることができません。文章を書く際にシンプルに文章を書くなど自分自身でルールを作り、第三者の視点で伝えたいことが伝えられているか意識しましょう。

本当に必要な分だけ資金を募る

3つ目は必要な分だけ出資を募ることです。事業資金は多ければ多いほど良いと誰もが考えてしまいます。しかし、出資相手は経営の専門家であるため、多額の資金の募集を行うと事業に必要な資金額と大きな差があることを見破られてしまいます。つまり、虚偽の申請をする起業家であると思われてしまい、信用を失ってしまいます。

この信用を取り戻すことは困難で、一度水増しの金額で資金を募ってしまうと、次回からは出資を受けられなくなってしまいます。このようなことがないように本当に必要な分だけの資金を募るようにしましょう。

マッチング後にすべきこと

最後にマッチング後にすべきことについて紹介します。エンジェル投資家から出資を受けたらそれでおしまいというわけではありません。マッチングによってできた縁を利用することでそれが将来的な資産になる可能性があります。そこでエンジェル投資家とマッチングをし、出資を受けた後にした方がよいことについて紹介します。

エンジェル投資家との関係性の構築

まずはエンジェル投資家との関係性を構築するようにしましょう。エンジェル投資家との関係性を構築することで「①人脈を広げることができる」、「②経営についてアドバイスをもらうことができる」などのメリットがあります。①についてですが、エンジェル投資家は元起業家・元経営者であることが多いため、同業者との人脈があります。つまり、エンジェル投資家として出資してもらった縁からさらにほかのエンジェル投資家を紹介してもらうことができ、人脈を広げることもできます。紹介してもらったエンジェル投資家とも関係を構築することでさらに出資してもらえる可能性があるため、人脈を広げておくことは非常に大事なことです。

②についてですが、エンジェル投資家は豊富な知識があるため、経営のアドバイスをもらうことができます。特に専門的な分野での事業を行っている経営者にとってはありがたいことです。しかし、出資を受けることで自社の経営権を握られてしまい、アドバイスに留まらず、エンジェル投資家が経営に口出しをしてくる可能性もあります。このようなデメリットを理解した上でエンジェル投資家から出資を受けるようにしましょう。

このようにエンジェル投資家から出資を受けた縁をきっかけにより良い関係性を築くことでたくさんのメリットを受けることができます。そのため、出資を受けたエンジェル投資家とはより良い関係を構築するように努めましょう。

株式や転換社債の交付

マッチング後には株式や転換社債を交付しましょう。これは出資してもらった見返りとして交付するものです。エンジェル投資家からの出資金には返還の義務はないため、すぐに交付する必要はありませんが、事業に成功しそうな段階に来た時には必ず交付して、リターンを分配するようにしましょう。

なお、FUNDINNOなど一部のマッチングサイトでは、エンジェル投資家からの出資の見返りとして未公開の株式を発行しないといけないところもあります。この点に関してはそれぞれのマッチングサイトを確認して対応するようにしましょう。

【まとめ】エンジェル投資家と良い関係を築こう

エンジェル投資家とのマッチング方法について紹介してきましたが、いかがでしょうか?エンジェル投資家から出資を受けるためには、何はなくともまず投資家に出会わなければなりません。人脈がある方は人づてで出会う方法が早くて確実ですが、人脈が無い場合はマッチングサイトを積極的に活用してエンジェル投資家とマッチングしましょう。

エンジェル投資家に出会ったあとは、自身が行いたい事業について十分に理解してもらい、信頼を得ることで初めて出資してもらうことができます。さらに出資してもらった後も事業が成功するためにアドバイスをもらったり、人脈を広げることができるため、良い関係を維持しておく必要があります。

このようにエンジェル投資家と関わる際は、どの段階においてもエンジェル投資家との良好な関係を築くことが非常に重要になります。エンジェル投資家から出資を受けたいと考えている起業家・経営者はエンジェル投資家と良い関係を築きましょう。

 

エンジェル投資家

その他のオススメ記事

ベンチャー企業様会員登録 積極投資企業様資料請求

お電話でのお問合わせ 03-5218-5088

お電話でのお問合わせ 03-5218-5088